悠悠閑適

小学校教員のひとり言。学校のことや子育てのこと、趣味のランニングのこと、などなど。日記がわりにいろいろ呟きます。

なわとび記録会がありました

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校内なわとび記録会が行われました。持久跳びや種目跳びなどが行われました。子どもたちは休み時間にもたくさん練習をしていました。特に、子どもたちが「なわとび練習機」と呼んでいるジャンピングボードは大人気です。休み時間にはいつも長い行列ができていました。その成果でしょうか、二重あやとび(ハヤブサ)や三重とび、かけ足二重跳びなど、それなりにレベルの高い跳び方ができるようになった子もたくさん見られました。運動に取り組める環境を作るのは大事だなあと思いました。

さて、なわとび記録会には保護者の方も結構な人数がきていました。高学年を担任しているときは、そんなにたくさんくることはなかったのですが、学年が下がるにつれて保護者の数も増えて行くようです。しかも、ほとんどの方がスマホなどで写真や動画を撮影していました。持久跳びなんて、ただ前とびをしているだけなのに撮影するんだなあなんて驚きながら見ていました。

それで翌日。ある連絡帳に、「家に帰って動画で跳んだ回数を数えて見たら◯回でした。記録用紙の記録は間違いのようです。訂正してください。」というようなことが書いてありました。なるほど、動画で撮影するのはこういう意味があったのか、とちょっと驚きました。

今回の場合は、記録用紙に記入されていた数が明らかに誤りだったので、正しい数を教えてもらえて助かったのですが、動画での記録が当たり前になっていることはちょっと怖いですね。少しのミスも許されません。確かに、記録は正しい方がいいに決まっているのですが、なわとび記録会などは、他と競うというよりは、自分自身の記録に挑戦するという意味合いが大きいと思います。目標目指して努力できるようになってほしいという思いであり、単純に冬場も運動してねという思いです。そういう意味では、1、2回の回数の違いはそれほど大きくはありません。(もちろんその1、2回が大きい意味を持っていることもありますが)

こういうところも完璧を期さなければならないというのは、それなりに負担が大きいものです。かけられる手間も時間も人手も限りがありますから。最終的には「やらなくていいんじゃないの?」ということになることも考えられます。まあ、それはそれでいいんですけど。

なんとなく、絶えず監視されているような気がするなあ、という話でした。