悠悠閑適

小学校教員のひとり言。学校のことや子育てのこと、趣味のランニングのこと、などなど。日記がわりにいろいろ呟きます。

元に戻す・・・

今年度は、様々な学校行事がコロナ禍前に戻っています。(地域の行事も)

コロナの時も、感染対策をしながらどうやって行えるか、ということを考えなければならず大変でしたが、基本、簡素化・簡略化という方向性ではなかったかと思います。

それを、今度は以前の形に戻しましょう、というのが昨今の風潮です。数年のブランクがあるため、以前のノウハウが失われていることも結構あります。例えば、物品が行方不明になっているとか、外部の連絡先が分からないとか・・・。

そんなわけで、何でも元通りではなく、簡素化できるところは簡素化し、オンラインなども併用し、元に戻すのではなく進化させていきたいと思っています。

今年度の運動会は、午前中の実施、種目数を減らす、などの形で行いました。コロナの時よりは本格的だけど、それ以前と比べれば負担は少なくなっています。保護者もお弁当作らなくていいからよかったんじゃないかな。

また、1学期の終業式や2学期の始業式などは、体育館に集まらず各教室でオンラインで実施しました。おかげで猛暑を避けて行うことができました。

これって、コロナを経験したおかげで、以前よりもよりよくなっていると感じます。

そんな感じで、他の行事も(特に負担感の大きい行事は)、新しい形で提案しようと思っているわけですが・・・。

そこに立ちはだかるのが「伝統」というものです。「前はこうやっていたから」「あまり大きく変えないように」「元通りの形で・・・」。特に、上司にそう言われるとなかなか変えることができません。

せっかく変えるチャンスなのになあと思うわけです。特に、形というか体裁というか見栄えに関するところなんか思い切ってバッサリ変えちゃえばいいのに。

そのせいで余計な仕事が増えてるんだけどなあ。