悠悠閑適

小学校教員のひとり言。学校のことや子育てのこと、趣味のランニングのこと、などなど。日記がわりにいろいろ呟きます。

比べてみると

校内研究のまとめを作成しました。自分の研究授業の記録の整理、成果と課題などです。

研究授業をやったのはずいぶん前です。5月ごろです。つまり、新しく担任して約1カ月で行ったことになります。記憶もあやふやなので、写真を見ながら振り返っていました。

写真を見ると・・・うん、ひどい。一応グループでの学び合いを取り入れて行っていましたが、ぼーっとしてつまらなそうにしている子がどのグループにもいる感じです。グループなのに、研究授業なのに、です。

きわめつけは、床に寝っ転がっている子がいることです。研究授業なのに、です。まあ、そういうクラスを敢えて担任させてもらったようなものですから、参観に来てくれた同僚の先生方も驚いてはいませんが。(今年度異動して来た方は驚いたでしょうが)

一応、寝っ転がりながらも算数の学習はしていましたよ。おはじきを数えたり、飽きて来たら時計の読み方をやったり。

あー、確かにこうだったなあ、大変だったなあ〜と、しみじみと写真を見ていました。

つまり、いま現在はそういう姿は(あんまり)見られなくなりました。少なくとも授業中に寝っ転がっている子はいません。(机に突っ伏して寝ている子はいますが・・・)

グループでも、ぼーっとしている子は少なくなりました。違う話をしている子はいますが、とりあえず楽しそうな様子は見られます。

そうか、ずいぶん成長しているんだなあと改めて思いました。いつも接していると、つい、まだまだダメなところにばかり目がいきます。でも、子どもたちは十分がんばっているんだな、と気づきます。「もっとこうしろ!」に前に「よくがんばったね!」「こんなにできるようになったね!」と伝えてあげるべきですね。

3学期はどうも忙しく、卒業式の練習なんかがあると、どうしても口うるさく注意したくなります。でも、子どもたちはがんばっている、ということを忘れないようにしたいと思います。