悠悠閑適

小学校教員のひとり言。学校のことや子育てのこと、趣味のランニングのこと、などなど。日記がわりにいろいろ呟きます。

褒める意識を持つ

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放課後、若手の先生と授業について話しました。

今日は、自分のクラスでその若手の先生が国語の授業をやってくれました。その様子を見ていて気づいたことなどについて話す時間がありました。

自分のクラスですから、もちろん落ち着きがありません。変に気を使うこともありません。よく言えば素直・正直、悪く言えば単純。ですので、授業が面白ければのってきますし、そうでなければ一瞬で飽きます。

そんなクラスで授業を行うことは、それなりにためになります。若い人にとってはなおさらです。

そんなことで、話になったのは、結局、「褒めること」でした。授業の構成とか発問とか、色々と気づくことはあります。もっとこんな活動を入れれば飽きないだろうとか、こんな発問をして考えさせれば食いついてくるんじゃないのとか。しかし、若手の先生が、ベテランの先生と同じような授業ができるわけではありません(必ずしもそうとは限りませんが)。

授業の内容がどうのというよりは、授業の中で子どもを褒めることを意識するのが大事だろうという話になりました。極端な話、授業の内容が多少わからなくても、授業の中で褒めてもらえる体験をする方が、子どものためになるんじゃないかということです。せっかく頑張って学校にきて、色々とやらされて(?)、いろいろなことで苦労しているのに、何も褒めてもらえないなんて可愛そうです。

難しいですけど、意識することが大事です。子どもを褒めようとして様子をみればいろいろなことに気づきます。大したことじゃなくても、まだやっていなくても、やろうとしたことを褒めてしまえばいいのです。

もちろん褒めることが良いことばかりとはかぎりません。しかし、褒めることで授業にのってくることは確かです。

そんな話をしながら、自分も最近はあんまり褒めていないなあと反省しました。ついつい、「そんなのやって当たり前」になってしまうんですよね。明日こそは、たくさん褒めようと思います。