はがき新聞
ずいぶん昔の写真から。
おそらく、まとめ方(アウトプットの仕方)にこだわり始めたのは、この「はがき新聞」が最初かもしれません。
「学び合い」を意識した授業を始めた頃、やりっぱなしで終わってしまうことが不安で、何か見える形で学習をまとめさせたい、積み重ねたいと思い、行ったものでした。
はがき1枚のサイズならば短時間でしかも要点を絞ってまとめることができ、書くのが多少苦手な子でも負担なく取り組め、しかも、毎時間継続することができるだろうという発想でした
「こちらが一生懸命説明しなくても、分かってくれるじゃん」という感覚を持つことができました。
「毎時間継続」というところにこだわっていたように思います。なんかすごい授業を1回やるより、毎時間続ける方が大事だよね、と思っていました。こういう小さなことでも、続けていくうちにそれなりの効果があったように思います。
ちゃんと資料を見るようになったり、資料の意味を考えたり、教科書を隅々まで読むようになったり・・・。何より、話を聞いているだけ(聞いているふりをしてぼーっとしているだけ)の時間がなくなりました。
はがきホルダーなどに蓄積していくと、いっぱい学習したような気がして、それだけでも子どもの自信につながっていたように思います。
懐かしいなあ。