いじめ・不登校について学ぶ
今年度の校務分掌で生徒指導を担当しています。
そのため、いじめとか不登校とか、そういう内容の研修や会議に参加することがたくさんあります。随分と久しぶりの生徒指導担当なので、そういった話をきちんと聞くのがなんだかとても新鮮です。
今日もいじめ・不登校の対応についての研修会でした。
恥ずかしながら、いじめについての認識が一昔前のままでした。今だに、「一方的に」とか「深刻な」とか「継続的」ということで、いじめかどうか判断していました。法律的には、そうじゃないんですね。とにかく、なんらかの人間関係の人に、何かされて、「嫌だな」「いじめられた」と思えば、全部「いじめ」になるということです。
・・・。それって、例えば、自分が担任しているクラスだと、日常茶飯事です。朝っぱらから、「先生、〜〜くんが・・・してきた!」「〜〜って言われた!」ということがたくさんあります。
「で、どうなの?」って聞くと、「嫌だから、やめて欲しい。」
「だよね。ちゃんと言った?」「まだ・・・。」
「じゃあ、言ってきてみな。」「うん。」
っていうことがしょっちゅうです。
これって、とにかく全部「いじめ」として認知しなくてはいけないんでしょうね。
何かされて、嫌な気持ちになってるんですから。もし「いじめについて認知した数」という調査などが入れば・・・うーん、大変です。とてもじゃないですけど、覚えてられないです。どうするんだろ・・・。
とにかく、こういう小さなことも「いじめ」として認知することで、いじめの芽をつむということなのでしょう。
不登校については、とにかく組織的に対応することの大切さが強調されていたように思います。担任が一人で抱え込まないようにするということはもちろん、学校単独で対応するのではなく、様々な機関と連携することが大切ということです。
紹介された「援助チームシート」や「援助資源チェックシート」は、ぜひ職場でも活用してみたいと思いました。
生徒指導主事として、少しでも職場に還元していかなくては。