ギャップ
これまでを振り返ってみると、同じ職場で自分より若い人と一緒に勤めることはとても少なかったように思います。特に同じ男性とは。一緒に勤めたとしても、講師で1年限りということがほとんどでした。
「教諭で自分より若い男性」と同じ職場にいたことは、記憶の限りでは、一度もありません。
ですから必然的に、「下っ端」としての仕事が多く、自分もまたそういう意識で働いていました。まあ、「あれやって、これやって」とよく言われますし、言われたことは一生懸命に(時には手を抜きますが)やっていました。
現在の勤務校でも、男性職員の中では、(講師の人を除けば)一番の若手です。まあ、いちばんの下っ端になるわけです。
ですが、ふと気づくと自分ももういい年なんですよね。四捨五入すると、なんと50歳!それでも一番の若手、というギャップを、最近感じるようになりました。
50歳といえば、あれこれ相談される立場、自分で判断を下さなければならない立場になっているのが普通でしょう。しかしながら、自分の場合は、まだ人に言われて動くのが当たり前になっています。
もっと、「自分ならどうするか、どうしたいか」ということを考えて働かなくちゃいけないんだな、と最近特に思うようになりました。
おそらく、65歳まで働かなくちゃいけなくなる時代です。今後の身の振り方をそろそろ真面目に考えなくてはいけないなと思います。