若者に学ぶ
夕方、職員室の電話がなりました。ちょうど、事務の人も教頭先生も席を外していて、すぐに電話を取れる人がいませんでした。すると、やや離れた席の講師の若者がダッシュで電話に出ていました。
当たり前、といえば当たり前かもしれませんが、自分が初任の頃はこんなことできなかったなあ。とにかく、私は、自分から動くということができない人でした。
うちの学校の若者は、とにかく自分から動くことができるのが本当に素敵です。年配の先生が「あー、パソコンが動かないー」とか「どうやって印刷するのー」とか、喚いていると、「どうしましたー?」っていう感じで、すぐ駆けつけます。
それに、なんでもよく質問しています。普段から電話に出たりパソコンについて教えてくれたりする人ですから、みんな聞かれても嫌な顔をすることはありません。
この、わからないときにすぐに聞けるっていうのは、本当に大事です。自分はどうも苦手です。やっぱり『学び合い』って大事ですよねえ。
この講師の人、仕事ができるっていう感じではありません。むしろ、ややドジなことの方が多いようにも感じられます。それでも、みんなから好かれ、色々教えてもらえています。
職場でのコミュニケーションは本当に大事です。特に、「自分から動く」「自分から聞く」ということは、欠かせないことだと思います。自分も若いときにこういうことができていたらなあ〜。
汎用的能力ってこういうのをいうんでしょうかね。