悠悠閑適

小学校教員のひとり言。学校のことや子育てのこと、趣味のランニングのこと、などなど。日記がわりにいろいろ呟きます。

気の弱さ

私は自分でも気が弱い方だと思います。

職場では、自分の考えを通すことはほとんどありませんし、相手の意見に従うことの方が圧倒的に多いです。

その気の弱さは、子どもと接するときにもはっきり表れます。

例えば、挨拶。もちろん自分から挨拶するように心がけています。廊下ですれ違うときも教室に入るときも、こちらから、できるだけ明るく挨拶するようにしてきました。

しかし、相手と視線を合わせて挨拶していないことに気がつきました。なんとなく、ふっと視線をそらしてしまっていました。その子に挨拶しているのではなく、その辺の空間に挨拶しているような感じです。

これじゃあ、子どもたちは、自分に挨拶してもらったとは感じないでしょう。きっと、この辺の無意識の仕草が、いくらこちらから挨拶していても、子どもたちに広がらない原因の一つなのだろうと思います。

相手の顔を見て、笑顔で挨拶することが大切。って、頭では理解してますよ、もちろん。でも、しっかり意識してやらないと、自分の元々の気の弱さが出てしまいます。私が話をしても、きっと、その辺の空間に対して話しているような感じになってしまっていたのでしょう。子どもたちは、自分に話しているのだと感じていませんから、本気になって聞こうとも思いませんよね。

こういう自分の弱さを自覚していることって、とても大事だなと思います。