タイムカプセルを開けました
今年成人を迎えた卒業生が小学校卒業の時に封をしたタイムカプセルを開けました。久しぶりに会いました。すっかり大人になっていましたが、やはり面影があります。
久しぶりの再会に少し緊張していましたが、顔を見ると当時の時のように自然に話すことができました。ドキドキしながらタイムカプセルを開けましたが、「ん?こんなもんだっけ?」という感じでした。確かにすごく懐かしいものがそれなりに入っていました。作文とか写真とか。
でも「もっとたくさん入れたような気がするけどなあ〜」と感じました。(とりあえずみんなの思い出の品を入れたんじゃなかったかな?)思い出してみると、タイムカプセルに何を入れようか、といっている頃に、あの震災が起きたのでした。結局、震災の後、卒業式もないまま(卒業証書を授与する会はありましたが)、中学校へ進学していったのでした。ですから、タイムカプセルも入れたのやら入れてないのやら、よくわからないままになっていたように思います。
開けるのを楽しみにしていた人にとっては、少し残念なものになってしまいました。でも、これで過去のことを吹っ切り、新たな門出としてほしいと思います。
久しぶりにあった卒業生は、みんなそれぞれ自分の道を進んでいるようでした。就職している子、進学している子、いろいろですが、しっかりと自分の人生を、自分の意思で歩んでいるようでした。
あの震災直後の大変な時期を乗り越えてきた皆さんです。きっとこれからの困難も乗り越えて行くことでしょう。これからの活躍を期待しています。