悠悠閑適

小学校教員のひとり言。学校のことや子育てのこと、趣味のランニングのこと、などなど。日記がわりにいろいろ呟きます。

まちの未来を考える

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2学期、国語の授業で「自分たちの住むまちの未来の姿について考え、プレゼンテーションを行う」という学習を行いました。

正直なところ、「2学期の終盤、時間がないのにプレゼンテーションか〜。ちゃっちゃと終わらせちゃおう」と、考えていました。

まあ、実際、ちゃっちゃと終わらせたのですが、子どもたちは、短い時間でしっかり準備し、ちゃんとしたプレゼンテーションができました。基本、グループで教科書を参考にして、原稿や資料作成、役割分担、発表練習などを行いました。私は、時間の設定と資料をいくつか準備しただけ。

「先生、〜〜の写真ありませんか?」

「〜〜に行って、写真撮ってきていいですか?」

「家で調べてきていいですか?」

「グラフ使ってもいいですよね。」

なんか、どんどん自分たちで調べていきます。

グループでの話し合いを聞いていても、

「お姉ちゃんが言ってたんだけど、中学校の通学路がね・・・。」

「あの公園さ、落書きしてあるでしょ。なんか嫌だよね。」

「あそこのお店、地区の人の触れ合いコーナーがあるんだよ。」

小学生でもちゃんと考えてるんだなあ、と感心しました。自分たちの生活経験と教科書の事例を結びつけて、自分たちの提案を考えていました。

それに、やっぱり子どもたちの方が、役割分担とか上手です。どうしてもふざけ気味の子、飽きっぽい子には、「ここ空いてるところに絵描いていいから」とか「私が下書きするからカラフルになぞって」とか。私だったら、つい「こら、ちゃんとやれ!」って言っちゃうところですが、うまく接してくれます。

本当、子どもたちの姿から学ぶことって多いです。