たか〜い!
先日、中学校の制服や運動着の採寸のため、業者が来校しました。
昼休みの時間を使って、一人一人制服や運動着を試着してサイズを決めていきます。まだ卒業まで半年あるものの、学生服やセーラー服を着て、何だか嬉しそうな6年生。お互いに制服や運動着姿を見せ合ったりしています。
6年生ともなると小学校の運動着がピチピチになっていて、中学校の制服の方がしっくりきている子どももいたりして、なんとなく成長を感じます。
さて、注文用紙を見ると・・・制服は、3万5千円とか4万3千円とかいう値段が書いてあります。運動着も半袖と長袖などをそれぞれ購入すれば数万円です。そのほかにも上履きとかカバンとかボタンセットとか、購入しなくてはいけないものがたくさんです。
頭の中でざっと計算して、思わず「たか〜い!」と言いそうになりました。
嬉しそうにしている子どもの姿を見ながら、この出費のことを考えると、「大変だなあ〜」と思ってしまいます。制服は何人か「お譲りしてもらうので買いません」という子がいましたが、運動着は名前が刺繍で入るため、どうしても購入しないといけないようです。
義務教育の中学校でさえ、入学するのにこんなにお金がかかってしまうのですね。
ちょうど今朝のニュースに「教育無償化見送り」という記事があったように思います。色々な問題があるのでしょうが、まずは、義務教育をきっちり無償化できないものなのでしょうかね。みんな行くんですから。