「ドラゴンはドラゴン」
うちの息子が今、はまっているもの。
それが、「ヒックとドラゴン」シリーズ。
映画版のDVDは1〜3まで見ました。そして、単行本もまもなく全巻読破。それで、今はテレビシリーズのDVDを見直しているところ。
さらにドラゴンの絵を描いたり、自分でドラゴン図鑑を作ったり。ああ、自分もこういう時期があったなあ。
さて「バーク島の冒険①」の話。息子と一緒に何となく見ていますが、結構、いい話ですねえ。
(ここからネタバレ注意です!)
映画版1の後の話ですね。ドラゴンとの戦いがなくなり、一緒に過ごすことになったバーク島の人たち。でも、相変わらず本能のまま行動するドラゴンたちに困り果てる島の人。「ドラゴンなんて追い出せ!」という人も出てきます。
さて、ヒックは・・・。というお話。
ドラゴンをてなづけようとするけど、うまくいかないヒック。そんな時、ドラゴン反対派の人から「ドラゴンを訓練するなんて無理。ドラゴンはドラゴン。自然にはかなわない。」というようなことを言われます。
この言葉から、ヒックは気づきます。無理に人間のルールに従わせるのではなく、ドラゴンの習性を生かそう・・・。
ドラゴンが動物を追いかける習性を生かして家畜を小屋に入れたり、魚を追い込んで漁をしたり。3時に糞をする習性を生かして畑に肥料を入れたり・・・。
まさに、「良さや強みを生かす指導」ですよね。
(ほら、学校にもドラゴンみたいな子いるじゃないですか。)
自分の振る舞いを考えさせられる場面でした。力でぶつかったり、できない子にできない事をやらせて追い込んだり、こっちのルールを無理やり押し付けて良さを発揮できなくしていたり・・・。
もちろん映画みたいにうまくいくことは少ないんですけどね。頭に入れておこうと思いました。