悠悠閑適

小学校教員のひとり言。学校のことや子育てのこと、趣味のランニングのこと、などなど。日記がわりにいろいろ呟きます。

外国語活動

今日は外国語活動の授業がありました。

「外国語科」が始まるということでそれなりに関心が高まっていますが、今のところはいつも通りの授業です。一時期は、「オールイングリッシュでやるぞ!」と、頑張っていた時期もありましたが、英語が苦手な私には長続きせず・・・。

それに、なんとなく、外国語活動ってテンションあげなくちゃいけない気がしちゃうんですよね。「イエース!グッジョブ!!」みたいな。これが疲れちゃって・・・。こういうのはALTの方にお願いすればいいんでしょうけど。そういう方ばかりとは限りませんし・・・。毎回、戸惑い感や無理矢理感が隠せません。

そんな外国語活動なので、子どもたちもなんとなくノリが悪かったり、集中していなかったり、グダグダな感じです。

ところが、今日の外国語活動は、みんなとても楽しそうにやっていました。普段はボソボソとしか話さないような子も、ハキハキと発音していました。

内容は、「オリジナルの英語劇を作ろう」というものです。英語で「桃太郎」の話を聞き、一部分を変えて発表してみようという流れで行いました。もちろん、本格的な英語劇ではなく、英文もすごーく簡略化されています。

今日はその最初の場面。桃が流れてきて男の子が出てくるところです。桃の代わりに別のものが流れてきたり、桃や男の子の様子を変えたりして、シナリオを考えました。

これが大変喜びました。「りんご」や「スイカ」はもちろん、「バナナ」「洗濯機」が流れてきます。中からは「パワフルな男の子」や「マッチョな男の子」「イケメンの男の子」が出てきます。

くだらないといえばくだらないことなんですが、こんなことで子どもたちは大いに喜んで楽しく活動しました。もちろん、「洗濯機」や「イケメン」なんていう英語は知りませんから、進んでALT

の方に聞きに行きます。発音がよくわからずに何度も何度も繰り返し聞きながら、グループのみんなに伝えていきます。

おじいさん役やおばあさん役、〜〜太郎役(スイカ太郎や洗濯太郎)になって、発表しました。「Wow,big apple!」とか「Wow,long banana!」とか、もうノリノリです。こんなに元気よく話せるんだ、と思って見ていました。

子どもたちはやっぱり楽しいことが好きなんですね。それと、自分たちで考えるとか作るとか、そういう気持ちがあれば、外国語だろうと何だろうと、自ら進んで学ぶんだなあと。(そういえば、物語づくりとか大好きだったし)

こういうことを大事にして行きたいと思います。