いつの間にか書けるようになる
なんだかんだ2学期もあとわずかとなりました。
今年度はそれほど書くことに力を入れてきたわけではありません。それでも、国語の時間に学習したことを使って、社会科の時間に何度か作文やレポートなどを書く機会を設けてきました。そのほかにも不定期ですが振り返り作文のようなものも。
上の写真は「江戸幕府が長続きしたのはなぜか」について、資料を用いて説明文を書いたときのものです。しかも、書くのがそれほど得意ではない子のものです。
ぱっと見、なかなかかけてるように思います。じっくり読むと、内容はよく分かってないけど、資料の文章をそのまま書いたんだなあ、とか、主語と述語がはちゃめちゃとか、いろいろと怪しいところはあります。
でも、この用紙1枚だけでも結構な分量です。原稿用紙にしたら2枚ぐらいはあると思います。それを、2枚ほど書きました。
おそらく、この説明文を書き上げたというだけでも、苦手な子にとっては自信につながったのではないでしょうか。
もちろん、こちらがしっかり評価してフィードバックすることが重要だとは思います。けれど、その前にまず書いた自分自身が満足すること。それが大事なのかなと思います。それが次につながるのかなと。
こういう機会を積み重ねるうちにいつの間にか書けるようになるのだろうと思います。